不動産投資は一般的にリスクを明確化しやすい投資と言われている。
もちろんその通りではあるが、
期待利回りや投資スタンス・手法により、
リスクの内容も大きさも異なる事に気をつけなければならない。
ファイナンスの考え方として、プレゼント・バリュー(PV)という言葉がある。
これはファイナンスの基本であり、ファイナンスそのものと言っても過言ではない。
単純な話し、今の1,000万円と10年後の1,000万円を比較した場合、
今の1,000万円の価値の方が高い。
なので、利益を先に取るという考え方は概ね理論通りである。
また、PVを算出するうえでリスクプレミアムを考えなくてはならない。
リスクが高いほど、高いリターンを求めるのは当然の考え方である。
そこで重要なのが、リスクファクターにおける適正リスクを基準化する事である。
これは運用期間にも大いに関連されるもので、
運用期間長くとるほど重要視されなければならないはずである。
ところが、個人投資家さんの多くはリスクに対する考え方が非常に楽観的だという印象が強い。
(ある学者は、一般的に日本人は楽観主義であり、
リスクに対する考え方がポジティブであるとの研究結果を発表している。)
リスクに照準を合わせる事により、自ずと投資判断基準は明確化される。
すると、ローリスク・ハイリターンは存在しない事がご理解頂けるであろう。
夢を見る事は大切な事ですが、現実との乖離を理解しないと大怪我します。
DSMA 須長大城