収益物件の売買取引で起きた一コマ。
買主さん(個人投資家)が現金決済をする予定でここまで話を進めてきました。
売主側のリーガルチェックをようやくクリアし、
買主側のチェックをクリアすればいよいよ明日契約出来る予定だったのですが・・・。
買主さんから突然の減額要求が。
理由を聞いてみると、
元々海外にドルで大量の資金を持っているのは確認済みだったのですが、
円高が大幅に進んだため円換金時に損出が出るからその分減額しろと言うわけです。
『へぇ~~、それは仕方ないですね。解りました。』となる売り主さんは少ない事でしょう。
それは買主さんの自己都合以外の何物でもありません。
買主さんの気持ちは解りますが無茶というものですよね。
そもそも円高は今に始まった事ではないのですから大方予測はできたはずです。
売り主側としては当然そんな身勝手な理由での減額を飲めるわけもなく、
とは言ってもここまで進めたものを手放すのももったいなく・・・。
ようやく契約だと思っていたのが一転。
売主VS買主の金額折衝第二ラウンドへと突入していくのでした。
理由如何に関わらず、
不動産取引ではしばしば同様のケースが発生します。
金額が大きいので融資利用をする事が殆どでしょうから、
ある部分では致し方ない事ではあると思います。
しかしながら、
資金調達は買主側の責任です。
今回の様に契約以前であれば良いのですが、
契約後では『違約』というワーストシナリオも想定しなくてはなりません。
その為のリスクヘッジも必要ですが、ご利用は計画的に!!
DSMA 須長大城