昨年辺りからよく話しに上がるチャイナマネー。
巷では『中国人が日本の不動産を・・・』というお話を耳にされている方も多いのでは。
実情はそれ程の件数でもなく、
ましてや買いあさっているという表現には程遠い状況のように見受けられる。
主な要因としては以下の5つが考えられる。
①ビザ
②資金(お金の持ち込み方・融資)
③為替
④商習慣
⑤日中のパイプライン
今後の中国では人民元の為替コントロールの考え方が変わらない限り、
中国国内に人民元が溢れかえるためOut-Boundが必然的に起こる。
特に富裕層は国内不動産投資の規制により天井が見え始めたため、
そろそろEXITを迎えて確定したいと考えているはず。
最近では日本をはじめ各国の旅行ビザが解禁されたこともあり、
海外渡航ブームが起きているようだ。
GDPが金利を上回る市況の中、
元高を利用して割安感のある海外へ投資しようという意欲が強いという見方もある。
ただし、当然日本だけがフォーカスされているわけはなく、
今はむしろ最も元の上昇率が高い英ポンド圏への関心が高いようだ。
日本はと言うと、ニセコの高級コンドが坪300万円超という破格の値段で売れたように
(国内では非売でした)、北海道・箱根・都心一部では実績が出ているものの、
実際には対元円安に振れた時が潮目の変わり時になるのではないだろうか。
先に述べた5つの要因のうち、
①約90日間滞在ができ、最長3年間は出入り自由なビザ
②・HSBCが国内非居住者向け融資商品を提供
・証券化ストラクチャーの活用
と、受け入れ態勢は徐々に整いつつある。
(④と⑤は企業努力)
DSMA 須長大城