米国系不動産投資ファンドのディスポジション担当ディレクターさんと
今後の動向についてお話しをしてきました。
抱いているイメージとしては、
売るに売れない・買うに買えない状況が続いている中、
いつまでも売り手と買い手の睨めっこが続いている様な状況です。
仕込み価格が高く、言うなればババを掴まされている投資家に対し、
レンダーとしても損切りが出来ずに停滞状態が続いています。
今回お伺いしたファンドはオポチュニスティック・ファンドですので、
キャピタルゲインでハイリスク-ハイリターンを狙います。
彼らは約十年前同様、デフォルト案件やレンダーの損切り案件など(いわゆるファイヤーセール)を約十年前と同じように首を長くして待っています。
一方、今市場で活躍しているのはコア・ファンドと呼ばれる、
インカムゲインでロー&ロー・ミドル&ミドルの投資家さん達です。
(例えばREIT)
コア・ファンドとオポチュニスティック・ファンドとで比較した場合、
どう考えてもコア・ファンドの方が高い金額を出す事が出来ますので、
オポチュニスティック・ファンドは物件を買えない状態が続いています。
因みにですが、コア・ファンドでさえも売り手との金額目線に乖離を感じているくらいです。
参考までに、本日お伺いしたファンドの出口目線をお伺いしたところ、
都心部Aクラスオフィスビルで投資期間3年・CR5~5.5%だそうです。
という事は、仕入は6.5%~7.0%弱です・・・。
ファンドですので買うのが仕事ではあるものの、
ババ引きゲームに参加し続けなければならないというのはかなり酷ですね・・・。
この様に、同時期に同タイプの不動産を探すにしても、
運用目的が変われば買い方・持ち方・運用方法など全てが変わってきます。
DSMA 須長大城
これは、不動産金融プレーヤーに限った事では御座いません!!
これを読んで頂いた個人不動産投資家の皆さんは、ご自身の状況・目的に合わせた計画に基づいた物件選定・買い方・運用が出来ているでしょうか。